企業理念

理念

AGICは、農業を科学し、自然と調和した農業・農村モデルを提案・実現することで、健全な日本の再生を目指します。

事業ビジョン

安全で持続可能な農業生産活動の実践を支援することにより、農業生産者の健全な発展と、その先にいる消費者が安心できる食生活の実現に寄与します。

私たちは、GAP(適正農業管理)の普及に努めます。

日本のGAP普及とGLOBALG.A.P.の年表

2015.3作成
2016.1更新
一般社団法人日本生産者GAP協会

出来事
2002年
  • 1999年から英国にりんごを輸出していた片山りんご株式会社*(以下片山りんご)が、販売先の青果卸業者EWT(Empire World Trade Ltd.)から、2005年1月1日までにEUREPGAP農場認証を取得するよう要請された。
2003年
  • 農業情報コンサルティング株式会社(Agro-information consulting,現、株式会社AGIC、以下晦GICと略称)が、2003年よりGAPの調査・研究を開始
  • 片山りんごが、EUREPGAP Document (Control Points and Compliance Criteria Version September 2001)を翻訳し、自社のEUREPGAP 認証に活用
  • 片山りんごと晦GICが、英国の青果卸売会社EWTを訪問し、欧州のGAP政策と商業GAP認証について調査
  • 晦GICは、英国MAFF(農林水産省)の適正農業規範(1)(2)(3)と、テスコの農業実施規範(TESCO NATURES CHOICE UK Code of Practice)を入手し、GAP規範(Code of GAP)の研究を開始
  • (1) GAP規範_水質保全(Codes of Good Agricultural Practice for the Protection of Water,The Water Code)(1991年策定,1998年改定:97頁)
  • (2) GAP規範_農薬安全(Codes of Practice for the Safe Use of Pesticides on Farms and Holdings,The Green Code)(1992年策定,1998年改定:80頁)
  • (3) GAP規範_土壌保全 (Codes of Good Agricultural Practice for the Protection of Soil,The Soil Code)(1993年策定,1998年改定:66頁)
  • 片山りんごと晦GICが、イギリスの畜産農家、イタリア南チロルの農民組合、農協、普及所(VOG、VIP)等を訪問し、EUREPGAPへの取組みについて詳細に調査
2004年
  • 晦GICがEUREPGAP規準(EUREPGAP_CPCC_FP_V2-0Jan04)ならびにTESCO NATURE'S CHOICE(July 2001 - Issue 1/Rev. 6)を翻訳し、EUREPGAP認証の指導に活用
  • 晦GICが、韓国農村振興庁の招聘で、果実・野菜・米等の産地を訪問して農産物の安全性確保の現地指導を実施 片山りんごが、EUREPGAP(青果物)認証を取得
  • 晦GICが、木内農場*のEUREPGAP(青果物)認証取得を指導
  • 晦GICが、アテネ農業大学を訪問し、ギリシャにおけるGAP認証への取組みについて調査
  • 晦GICが、オーストラリア青果物生産者向けのEUREPGAP実施ガイドライン(オーストラリア第一次産業省)を翻訳し、JGAP規準の作成に活用
  • 晦GICが、EUREPGAP_CPCC_FP_V2-0Jan04をもとに「J-GAP生産管理規準(後にJGAP規準 Ver.1.0)」を作成
  • 晦GICが、オランダ(認証機関のSGS、青果卸売のTHE GREENERY)、イギリス(食品小売のTESCO、ASDA、Sainsburys)、スペイン(生産組織COSTA DE NIJAR、CAPARROS)を訪問し、青果物の生産・流通・販売の各局面におけるEUREPGAPへの取組みの最新事情について視察
2005年
  • 晦GICが開発した「J-GAP生産管理基準」を普及するため、JGAI(Japan Good Agricultural Initiative)協会*(現在のJGAP協会)を設立し、JGAPシンポジウム、JGAP研修会を開始
  • 晦GIC(主催:JGAI協会)が開催したシンポジウムで「J-GAP生産管理基準」を発表し、GAPの農場トレーニングを開始
  • 晦GICと片山りんごが、ドイツのFood PLUS(EUREPGAP事務局)を訪問し、EUREPGAP事務局長のKristian Moeller氏と面談し、日本のGAPへの取組みについて意見を交換
  • 晦GICが、EUREPGAP規準 (EUREPGAP 2.0-Mar05、EUREPGAP General Regulations ver_Sept._2001_Rev.01)、を翻訳し、それを元にJGAP規準Ver.2.0を作成し、日本語のJGAP認証制度を構築
  • 晦GICが、株式会社ドールの関連農場でGAP教育と農場評価を実施
  • 晦GICが、「アジア・オセアニアにおける適正農業規範を支える技術開発に関する国際セミナー」において、日本の「EUREPGAP認証制度の普及と日本版GAP規範の構築」について講演
  • 晦GICが、EUREPGAP国際会議(パリ開催)に参加し、JGAP認証制度の開始を伝え、EUREPGAPとの同等性に関する協力関係を提案
2006年
  • 晦GICが、中国農業経済産業国際会議(人民大会堂)で「2008年北京オリンピックと食品安全」の討論会に参加し、EUREPGAP認証の必要性について協議
  • 晦GICが、北京で中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)とEUREPGAP認証制度の同等性認証対策について協議
  • JGAI(共催:農業情報学会)が開催したシンポジウムにEUREPGAP事務長Kristian Moeller氏が出席し、公開の場でJGAP規準のEUREPGAPとの同等性の審査開始にサイン
  • 晦GICが、タイ国でポジティブリストと生産段階での安全性確保のGAPシステムについて講義
  • 晦GICが、ChinaGAP(優良農業規範認証実施規則,国家認証認可監督管理委員会2006-1公表)を翻訳
  • 晦GICが、中国農業部農村経営管理センターを訪問し、GAP普及と農村振興について協議
  • 晦GICが、中国食品科学技術学会、中国食品文化研究会を訪問し、オリンピック食の確立について協議
  • 晦GICが、中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)を訪問し、EUREPGAP認証制度の同等性認証ならびにアジアGAP認証の対策について協議
  • 特定非営利活動法人日本GAP協会(JGAP*)設立、理事長に田上隆一氏が就任
  • 晦GICが、JGAP規準Ver.2.0の所有権をJGAPに譲渡
2007年
  • 晦GICが、GAP普及センター*(現FGAP*)を創設し、GAP教育事業の推進ならびにGAPのコンサルティングを開始
  • GAP普及センターが、「GAP入門−顧客から信頼される農場管理と持続できる農業生産のために」を発刊
  • JGAP規準 Ver.2.1(青果物)が、EUREPGAPとのAMC(Approved Modified Checklist)方式による同等性を獲得し、JGAP認証制度が本格に稼働
  • EUREPGAPがGLOBALG.A.P.に名称を変更
  • JGAPの田上隆一理事長がJGAP協会を退任し、片山寿伸氏がJGAP協会の理事長に就任
  • 晦GICのGAP普及センターが、フィリピンのオクラ生産グループにGLOBALGAPの実践を指導
  • 晦GICが、日中韓合同「東アジア地域における食品の供給システムと安全性」(中国北京西郊賓館)に参加し、日本のGAP基準について講演
2008年
  • 晦GIC 内にGAP教育事業を推進するGAP普及センターを開設
  • JGAP協会の片山理事長がJGAP協会を退任し、高橋正行氏(元農水省事務次官)がJGAP協会の理事長に就任
  • 晦GICのGAP普及センターがスペインを訪問し、カタルーニャ州の政策GAP(持続可能な農業とクロスコンプライアンス)を調査
  • 晦GICのGAP普及センターが「食料農業資源環境に内在するリスクとその管理に関する学際的国際共同研究(九州大学)」に参加し、スペインのGAPについてアルメリア県の現状を調査
  • JGAP Ver.2.2(青果物)がGLOBALG.A.P. Ver.3との同等性審査で同等性が認められず。
  • 晦GICが、都道府県の普及指導員に対する「GAP指導者養成研修会」を開始(2015年3月現在、継続的に研修を実施しているのは22府県)
  • 晦GICのGAP普及センターが、7月に「GAP普及ニュース」を創刊し、隔月で発行(2015年3月現在42号)
  • 晦GICのGAP普及センターが、「新版GAP入門―食品安全と持続的農業生産のために」(農文協)を発刊
  • 晦GICのGAP普及センターが、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「日本農業を救うGAPは?」
2009年
  • 晦GICのGAP普及センターが、「GAP導入―消費者の信頼確保と健全な農業管理の手引き」(幸書房)を発刊 晦GICのGAP普及センターが、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「GAP導入とそのあり方」
  • 晦GICのGAP普及センターが、「GAP導入事例―生産者の熱意と努力、知恵と連携の事例集」(幸書房)を発刊
  • 晦GICのGAP普及センターが、ゼスプリ インターナショナル ジャパン株式会社の国内ゴールドキウイ農場のGAP実践の指導を開始
2010年
  • 晦GICのGAP普及センターを発展的に改組し、一般社団法人日本生産者GAP協会(FGAP協会)を2月に設立し、田上隆一氏が理事長に就任、適正農業規範委員会が活動を開始
  • FGAP協会が、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「欧州の適正農業規範に学ぶ」
  • FGAP協会が、英国政府 環境・食料・農村地域省(DEFRA)のイングランド版「適正農業規範」−Protecting our Water, Soil and Air−を英国政府の許可を得て日本語に翻訳し、発刊(4月)
  • 農林水産省が、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定し、公表
  • FGAP協会が、英国DEFRA(環境・食料・農村地域省)を訪問し、GAP規範の担当者、クロスコンプライアンスの担当者と協議(イングランド版GAP規範の日本語翻訳本を寄贈)
  • FGAP協会が、英国の全国農民連合(NFU)を訪問し、環境担当官から農場認証Red Tractor規準およびGLOBALG.A.P.などの商業GAP認証について聴取
  • FGAP協会が、スペインのエルヒド市を訪問し、GLOBALG.A.P.その他の国際認証制度への行政支援について情報収集
  • FGAP協会が、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「日本適正農業規範(未定稿)の概要と検討」
2011年
  • FGAP協会が、「日本GAP規範(暫定版)」を公表し、パブリックコメント募集を実施
  • FGAP協会が、「日本GAP規範(暫定版)」に対する意見への回答を公表(2月)
  • FGAP協会が、「日本GAP規範Ver.1.0」を発刊(5月)(東日本大震災により発刊時期が遅れる)
  • 晦GICが、GLOBALG.A.P.トレーニングを開始
  • FGAP協会が、「日本GAP規範に基づく評価制度」(GH評価システム:Green Harvester Evaluation System)を構築し、「農場評価員」の養成を開始 FGAP協会が、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「日本GAP規範と農場評価制度」
2012年
  • GLOBALG.A.P. ver.3の日本語訳をFoodPLUS(GLOBALG.A.P.事務局)が正式に承認
  • GLOBALG.A.P.の国別解釈ガイドラインを策定する日本NTWG(National Technical Working Groups)が設立
  • JGAP 2010(青果物)+Gが、GLOBALG.A.P. ver.4に対し同等性審査を申請
  • 晦GICが、2015年ASEAN経済統合に向けたLPPA(ラオス パイロットプロジェクト アグリカルチャー)でLaoGAPへの指導を開始
  • FGAP協会が、GAPシンポジウムを開催、テーマ:「持続提農業のためのGAP(適正農業管理)」
2013年
  • FGAP「農場評価員」が、GLOBALG.A.P.認証を目指す生産団体(稲作)を指導し、オプション2(27農場の団体認証)を取得
  • FoodPLUS(GLOBALG.A.P.事務局)が、JGAPの同等性審査の中止を発表(JGAP+G チェックリストに対してGLOBALG.A.P.との同等性を認めないという最終決定)
  • GLOBALG.A.P.2013ツアーJAPAN in宮崎を、FGAP協会2013年度GAPシンポジウムと同時/合同開催、テーマ:「日本GAP規範に基づくGAP教育システムと地域農業振興」(農水省後援)
2014年
  • 農林水産省は、2020年に食品の1兆円輸出を目標にし、これに取り組む事業者向けの対策事業としてGLOBALG.A.P.等国際的に通用する認証を取得する取組みへの支援事業を開始
  • FGAP協会がGAPセミナーを開催(3月)、テーマ:「農産物直売所のGAP」
  • FGAP「農場評価員」が「GHシステム」によりGAPを指導し、静岡県袋井市のクラウンメロン生産組合のインドネシアへの輸出に向けてのGLOBALG.A.P.オプション2(16農場)の認証を取得
  • FGAP協会が、GAPセミナーを開催(11月)、テーマ:「GLOBALG.A.P.認証の学習と実践」(農水省後援)
  • FGAP協会が、「日本GAP規範ver.1.1」を発刊(5月)
2015年
  • FGAP協会が、2014年度GAPシンポジウムを開催(3月)、テーマ:「グローバルな食市場と適正農業規範GAP」(農水省後援)
  • 農林水産省が、「GAP戦略協議会」を設置した。
  • GLOBALG.A.P.IFA VER5.0が発行された。
  • GLOBALG.A.P.2015ツアーJAPANが開催された(日本生産者GAP協会 共催)

[組織名の解説]
片山りんご株式会社:青森県のリンゴ生産法人で、1999年より英国にリンゴを輸出し、中国、中東にも輸出先を伸ばしている。日本初のGAP認証取得農場で、代表は片山寿伸氏
株式会社AGIC:農業情報コンサルティング(Agro-information consulting)の会社。2003年よりGAPを調査・研究し、JGAP認証制度を構築した。また、2008年には社内にGAP普及センターを開設し、GAP教育事業を行っている。代表は田上隆一氏
木内農場:晦GICの勧めと指導により、日本で2番目にEUREPGAP認証(片山りんご審査の翌日に審査をした)を取得した野菜生産農場
DEFRA(環境・食料・農村地域省):英国政府のMAFF(農林水産省)が組織再編されてできた環境・農業・食品を所管する省庁で、環境保全を中心にしたイングランド『GAP規範』等を策定し、維持管理をしている。
JGAI協会:英名Japan Good Agricultural Initiative。晦GICが開発した農場管理実施規準(J-GAP生産管理基準)を普及させるために農業者で組織した自主的な団体
JGAP協会:特定非営利活動法人日本JGAP協会。JGAIを発展的に解消しNPO法人として活動を開始。JGAPという農場認証(FA)を普及している。
GAP普及センター:晦GICが2007年に社内に設置したGAP普及部門で、農業者のためのGAP教育と評価事業を担う。2010年にFGAPに移行後はGAPコンサルティング事業を実施
FGAP協会:英名Japan Farmers GAP Association、一般社団法人日本生産者GAP協会。2010年にGAP普及センターの研究、指導、教育、評価事業を継承して設立され、英国政府のGAP規範を参考にした『日本GAP規範』を維持・管理
Food PLUS(GLOBALG.A.P.事務局):国・地域の定めた『GAP規範』の順守を前提に、安全性を中心にする農場認証システムEUREPGAPを開発、提唱し、食品の製造・販売企業を組織して農場認証システムを運営する株式会社の事務局で、代表はKristian Moeller氏。EUREPGAPは、2007年以降、GLOBALG.A.P.になっている。